最近の話。
だいぶ放置してしまいました。
書かない間に色々あった。生きている間には避けられない大きな悲しいお別れが2回あっあたり、友だちの結婚をお祝いしたり、悲しいことも楽しいことも目まぐるしく過ぎてった。
先日、a flood of circleの長崎公演に行ってきた。
もう、本当に最高でいつまでも余韻に浸っていたくて、なかなかライブハウスから出ることが出来なかった。
彼らの最新アルバム「NEW TRIBE」を携えてのツアーとのこと。
リード曲である同タイトルNew Tribe、これを初めて聴いた時、その壮大な感じや全部連れて前に進むというポジティブな感じに、何処か救われた自分がいた。
ここからは私の勝手な解釈。
New Tribe、直訳で新しい部族。
いろんな名言やキャッチコピーで人はそれぞれ自分の人生の主人公といった様な言葉を耳にする。それに似た考えで、人はそれぞれ独立した個人という部族で、しかもその長である。
その集団の成員として、家族や友人、恋人、自分の人生において、何らかの関わりがあった人、存命中の人そうでない人…。
その人達を部族の長である自分の後ろに引き連れて、自分の人生を前を向いて進んでいく。
そんなイメージが頭に浮かんだのだ。
ドラゴンボールのあの背表紙の感じ…!
公演2週間前にめちゃくちゃ聴き込んで、当日の朝はもう、こればっかり。
実際、生で聴いて鳥肌ぶわーなるし、感動と興奮で汗か涙か分からなくなる程。
もちろん、他の曲たちも最高。
本当、またすぐ長崎戻ってきて欲しいし、なんならスカジャン出てくださいよって感じ。
肉の話。
台風12号が直撃するのでは!?と心配されていた先週末。焼肉を食べに行ってまいりました。
おそらく、長崎では最高峰だろう。高級焼肉店、大阪屋。
いつか行ってみたい…。夜な夜な食べログの肉の写真を見ては思いを募らせていた。
今年の夏も、ありがたいことにボーナスを頂く事ができた。
ボーナスを手にした私「大阪屋行けるんちゃう…?」
無敵だった。家賃とか税金払わなきゃ、なんて思考より真っ先に、大阪屋の焼肉を食べよう!肉まっしぐらだった。
そして、先週末遂に念願の大阪屋へ。
この日は6500円のコースを予約。
肉を美味しく頂く為、アルコールは封印。
席に通され、店員のお姉さんから信じられない一言。「このコース、量が多くて食べきれないというお客様もいらっしゃいます。」
まじか、冗談だろ。お肉は1人2切れ、いやいや、余裕です!
初めに焼き野菜とキムチが出てきた。
そして、気になっていたユッケ風レアステーキ。
黄身を絡めて頂く。もう、美味、旨いに決まってんじゃん!
これ、ホカホカのご飯に乗せて食べても美味しい気がします。
ネギタン塩。
ネギは焼いた後にたっぷりのせて食べるスタイル。
旨いに決まってるよねー。
このコースの中で1番高いのではないだろうか、シャトーブリアンステーキ。
歯が必要ない。肉が口の中でとける。噛んだ記憶が全くない。
今まで生きてきた中で本当に極上の肉。
今まで食べてきたお肉って肉風の何かだったのかな…と思うくらい、最高でした。
次に焼き好き。
炙った後に生卵に絡めて頂く。食べ終わった後は生卵を白ご飯にかけて卵かけ御飯に。
口に入れた瞬間、笑ってしまうくらい美味しかった。
肉の旨味がしっかり移った卵かけ御飯もまた絶品。
この他、赤身肉のラム芯、豚トロとせせり、クッパ、デザートのアイスをいただいた。
1人2切れの焼肉コースとか余裕だろ!など思っていたが、最後の方は苦しかった。
足りなかったら、一口餃子かかにやのおにぎり行こ~とか言っていた自分…。
それにしても、本当に美味しい焼肉だった。
今後、辛く悲しいことがあれば、大阪屋の事を思い出したい。
頑張って、絶対また食べに行こう。
帰省の話。
初盆の為、長めの休みをいただき、実家へと帰省していた。
熊本県八代市、高校卒業までの18年間、生まれ育った場所である。
4月に発生した熊本地震の影響が今でも残っていた。新幹線は一部区間で徐行運転、車窓から見えるビニールシートで覆われた屋根。
熊本市内より被害は少なかったものの、八代もそれなりに爪痕は残っていた。実家のマンション(私が社会人になった時に、しれっと引越していた。生まれ育った家は、空き家へ…)はまだ新しいのだが、エントランスの壁面が一部テープで補強されていたり、床のタイルが剥がれていた。地震があったあの瞬間、 体が震え、東北地震の映像が頭をよぎり、親兄弟死んだ!と即座に思ってしまった。本当に無事でよかった。自分の故郷が被災地になるなんて、ゆめゆめ思わなかった。
帰省2日目に、施設に入所している祖父と祖母に会いに行った。
祖父も祖母もだいぶ、痩せ細ってしまった。特に祖父は去年末肺炎で入院し、危篤とまで言われたが、今では退院し、施設の食事を完食するほどらしい。昔の人の生命力は強い。
祖父と祖母から「ひ孫がみたい」と言われた。
効果はばつぐんだ。
人間、元気な時に約束事をしていると長生きすると噂で聞いていたことがあったので、それまで元気でいてね、と約束を交わしてきた。
母の実家にも行った。こちらの祖父が初盆だった。ちょうど一年前は元気だった。今だに、ひょっこり「お~、帰ってきとったつね~!」とか言って姿を見せてくれるのじゃないかと思ってしまう。
なんだか、今年のお盆休みは少し、しんみりしてしまった。
来年もみんな元気だろうかとか、実家にはあと何回帰れるんだろうかとか…。
そんな中、私が爆笑してしまった出来事がある。
ポケモントレーナー、テツヤ(父)の誕生である。
まさかとは思っていたが、アプリをダウンロードしていたのである。進化や対戦よりも、収集が楽しいようである。
最後に、ポケモントレーナーの父の語録で締めたいと思う。
「ピカチュウどやん鳴くか知っとる?ピカチュウ!て鳴くとぞ!」
「ピカチュウ自分で名乗らすけんね、知っとるって~!」
父をも虜にする、ピカチュウ先輩…。流石です。
夏休みの話。
いつの間にか8月になっていた。
今年は何故だか、夏~!という感じがしない。日差しは溶けそうなくらい、しっかり暑いのだが、夏~!という感じがしないのだ。
何故なのか。夏を最大に感じていた存在、夏休みの欠如である。
勿論、社会人になってからもお盆休みはあった(最初の2年は施設勤務の為、盆正月関係なしに働いたが)。それでも3日程。学生の頃のようにアホみたいにダラダラと続く休みは、もう無いのだ。
きっと、そんな学生の頃の夏休みが年々、遠い存在となり、あまり夏を感じられなくなっているのだろう。
夏休みと言えば、膨大な量の宿題である。
夏休みの前半に宿題を終わらせるという、無謀な目標を毎年掲げ、夏休み最終日の8月31日、泣きながらプリントやら1ヶ月強の日記を捏造するのだ。この時ほど、大人になれば宿題から開放される!早く大人になりたいと願った瞬間はないだろう。
しかし、私はそんな小学生の頃の私が羨ましい。できれば8月31日に苦い思いはしたくないが、日焼けを気にすることなく(今時の小学生はませているから気にするのかも)友達とプールにいったり、ゲームボーイでポケモンやったり、夜更かしして深夜のお笑い番組観たり…自分のやりたい事をして過ごす長い夏休みを過ごしたい。つくづく、人間とは無いものねだりをする生き物である。